Tuesday, December 14, 2010

喜び伝わる入団会見、松井秀に集客も期待



 フリーエージェントになっていた松井秀喜外野手(36)は、オークランド・アスレチックスと14日(日本時間15日)、1年契約を結び入団会見に臨んだ。
 笑顔と持ち前の高い声から喜びの大きさが伝わってきた。米大リーグのアスレチックス入団が決まった松井秀喜選手は「来てほしいという強い気持ちが僕の心をグッと引き寄せた。プレーオフに行くチャンスはある」と意気込みを口にした。
 本拠地オークランド・コロシアムで開かれた14日の記者会見には、10人前後の米国記者に加え、100人近い日本の報道陣が集まった。異例の事態にビリー・ビーン・ゼネラルマネジャーは「こんなに大勢なら、もっと前に契約しておけば良かった」とも。
 今季の観客動員数は全30球団で29位。オークランドは隣接するサンフランシスコと合わせ、約1万7000人の在留邦人を抱える。集客力でも期待される松井は「いい野球をすれば観客もたくさん来る」と言い切った。
 会見に出席した在サンフランシスコ日本総領事館の猪俣弘司総領事は「うれしいニュース。元気や力を与えてくれると思う」と語り、入団発表を知って球場玄関で日の丸を掲げたアスレチックス・ファンの森晋一さん(37)は「球場には日本のファンも、企業の看板も増えるはず」と開幕を心待ちにしていた。(共同)

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